
「双子サッカー」
「ねぇブラザー、雨がやんだよ」
「ほんとうだねブラザー。でも肝心のボールは何処だい?」
「何を言うのブラザー。君がちゃんと持っているじゃないか」
「いいや、僕はもっていないよ」
「そんなブラザー…それじゃあサッカーが出来ないじゃないか…!」
「だって僕、持っていなかったよ…ボールなんて持ってないもん…」
「…泣くなよブラザー…。……あ!ほら見てブラザー!あそこ!!」
『ボールだ!!!』
双子は家を飛び出して、自転車のカゴに入っていたボールへ走った。
そのとき虹が空にかかっていたことは
内緒ね。
ブラザーの名前が分かる